「エディブル・スクールヤード(食育菜園)」は、アメリカ合衆国カリフォルニア州バークレー市にある公立中学校マーティン・ルーサーJr.・ミドルスクールの校庭に、1995年、地元のオーガニックレストラン『シェパニーズ』のオーナーシェフであるアリス・ウォーターさんによって創立されました。<必修科目+栄養教育+人間形成>の三つをゴールとし、各々の学習目的を融合させたガーデンとキッチンの授業を行っています。アントロコミュは、この活動の趣旨に賛同し、現在の大阪のこどもたちに、食育菜園を広めていく活動を始めます。学校の校庭において、こどもたち、先生、そして地域のみなさんが、菜園をデザインし、作物を一緒に育て、収穫し、料理を味わいながら、食べることの意味やいのちのつながりを学びます。2019年4月からは、人智学に基づくバイオダイナミック(生物力動)農法に取り組みます。
米、大豆、なにわの伝統野菜(天王寺蕪や玉造黒門越瓜)などの有機・自然栽培作物(食品)をとりあげ、座学を通じて歴史・品種・加工法等を学び、調理の実習において五感をフルに使って食物の特性を体験し、生きた知識を身に着ける場を作っていきます。今年度は、「身近な薬膳」をテーマに、季節ごとに身近な食材を用いた薬膳料理を作り味わいつつ、折に触れ、味噌、納豆、甘酒など日本の代表的な発酵食品を手作りするワークショップを開きます。講座内容が決まり次第、案内のチラシを掲載します。
日時: 不定期(事前に案内のチラシを掲載します)
場所: 空堀アントロコミュ
ファシリテイター: 丸尾 聡
参加費: チラシに掲載しています
連絡先: info@karahori.jp またはお問い合わせフォームから
◆これまでに開催した講座(チラシ)